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チームで使う

競合サイトの調査メモは、事実と感想を分けて残す

競合サイトの調査では、ページに書かれていた事実と、自分が考えた仮説を分けると、後から判断の根拠をたどれます。linqloに公開ページのURLを保存し、確認日、観察、仮説、未確認点を同じメモに残してみましょう。

3枚の店舗外観の絵と、虫眼鏡、白紙のノート、鉛筆を並べた生成画像画像を拡大(別タブで開く)
記事内容を説明する図版です。画像の種類と例示データは本文で説明しています。

生成イラストです。実在サービスの比較やlinqloの操作画面ではありません。

「分かりやすかった」を、次に使える記録へ

調査のあとに「A社はシンプル」「B社は大企業向け」とだけ残っていると、何を見てそう思ったのかが分かりません。見直すたびにページを読み直すことになりますし、感想がいつの間にか確認済みの情報として扱われることもあります。

たとえば「大企業向け」という感想のきっかけが、ページの見出しにあった「複数拠点の運営をまとめる」という表現なら、その観察を先に記録します。実際の顧客規模や販売対象まで分かったわけではありません。「複数拠点の運営者を意識した訴求かもしれない」は、別の行に置く仮説です。

この区別があるだけで、後から読む人は、元のページで確かめられることと、議論すべき解釈を分けられます。

三つのサイトに、同じ三つの問いを当てる

ここでは、架空の予約サービスA、B、Cの公開案内ページを調べる例を使います。実在サービスの性能や優劣を評価する記事ではありません。調査の目的は「自分たちの案内ページで、利用対象をどう説明するか」の検討とします。

見る項目は、対象利用者、冒頭の主な訴求、使い始める入口の三つです。料金、全機能、導入実績まで一度に調べようとすると、今回の問いがぼやけます。

架空ページ ページ上で観察したこと まだ言えないこと
A 冒頭に「一人で営む教室」と記載 利用者が個人事業主だけかどうか
B 「複数拠点」を訴求し、相談フォームへ案内 小規模事業者が利用できないかどうか
C 利用場面を複数挙げ、操作の紹介へ案内 どの利用場面が最も多いか

表の文言とサービスはすべて説明用です。linqloの自動比較結果ではありません。

同じページ上で見つからなかった項目は「このページでは見当たらず」と書きます。「機能がない」「提供していない」とは違います。別のページや契約条件に説明がある可能性を残しておきます。

URLと一緒に残す、調査メモの書き方

既に利用できるチームのワークスペースで、「予約サービス・案内の比較」というコレクションを作ります。一般公開の案内ページを保存し、「A|対象利用者の説明」のように、見たい論点が分かるタイトルにします。

URLのみで保存したら編集を開くか、追加時に「詳細入力」を使い、「メモ」に次のように書きます。

確認日:2026-10-03(架空例)
観察:ページ冒頭に「一人で営む教室」と記載。主な入口は操作紹介
仮説:一人で予約を管理する人が、導入後を想像しやすい構成かもしれない
未確認:実際の利用者構成、対象プラン、操作紹介の条件
今回の検討に使う点:対象利用者を冒頭で具体的に示す方法
情報源:保存した公開案内ページの冒頭部分

「観察」には目にした内容を具体的に、「仮説」にはそう考えた理由が伝わる範囲で書きます。長い文章を転載する必要はありません。短く言い換えても、どの部分を見たかが分かれば元のページに戻れます。

タグを使うなら、「対象利用者」「導入の入口」など今回の論点に合わせます。評価の上下を一語のタグで決めるより、どの問いのために開くリンクかを示すほうが、次の検討にも使いやすくなります。

完成した店舗外観の絵と、トレーシングペーパー上の薄い下描き、消しゴム、鉛筆を描いた生成画像

調査メモの考え方を示す生成イラストです。サイトの自動分析や変更検知の画面ではありません。

「A|対象利用者の説明」の手動メモを表示した実際のWeb版の編集画面

実際のWeb版の編集画面に、架空の example.com のリンクを表示しています。メモとタグは手動入力の例です。

再確認したら、新しい日付と観察を自分で足す

後日ページを見直したときは、前回のメモを読んでから現在の内容を確認します。変化があれば「10月3日時点では操作紹介への案内。今回の確認では相談への案内」と、確認日と一緒に手動で追記します。過去の記録が不要なら、現在の観察に書き換えてもかまいません。

ただし、見直していない項目まで新しい日付の情報にしないことが大切です。見出しだけ確認したなら「冒頭のみ再確認」と範囲を残します。公開URLと自分のメモを扱うこの手順では、ページの差分や変更時刻を自動で記録したとはみなしません。

調査を終える条件を、先に小さく決める

今回の目的なら、三つのページで対象利用者の示し方を観察し、自分たちの案内文を考えるための問いが一つできれば十分です。「対象を職業名で示すか、使う場面で示すか」を次の検討に持ち込めれば、さらに十社を見る必要はないかもしれません。

未確認の点が結論に関わる場合は、公式の公開資料で確かめるか、未確認のまま判断を保留します。非公開情報を探したり、根拠のない売上や利用者数を補ったりしないようにしましょう。

最初の一件では、感想を書いたあとに「ページのどの部分からそう思った?」と問い直してみてください。その答えを一行足すだけでも、次に使える調査メモになります。

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